話し合い

2003年7月22日
昨日の夜、彼の家へ行った。
その続きから。

お互い、連休中に行った旅行のお土産の交換とみやげ話などをした。
彼のお土産は、貝でできたイルカのストラップと梅ジャム。

なんだか、彼は直接何も言わないんだけど「私と会いたかったんだな」って感じられた。
そしてなぜか、エッチがいつもより男っぽかった(*^^*)
乱暴って訳じゃないんだけど、言葉とか、押さえつけ方が…ね。
そのほうが興奮するってことは、私はMっ気があるんでしょうかね…?
こわいなぁ。

寝る前に、「名前で呼んで欲しい」ってことをお願いしたんだけどダメだった。
急には変えられないんだそうです。
でも変えなきゃいつまで経っても慣れないじゃんね。

そんなこんなで寝て、朝、帰宅しようと思ったけどやっぱり「名前で呼びたくない」ってことが引っかかってて、ちょっと悲しくなりながら帰った。

ところが、朝の渋滞で全く車が進まず、「じゃ、戻っといで。」って言ってくれたので彼の家へ逆戻り。

お昼に彼のリクエストでおかゆを作って食べた。


そのあと、ちゃんと話さなきゃと思ってたことを話した。
私の「直して欲しいところ」を彼に訊いた。

彼は、私が家に来て初めは楽しいのに、帰りに浮かない顔で帰るのがイヤだって言ってた。
「また俺何か傷つけるようなこと・怒らせるようなこと言ったのかなって、気が重くなる」って。
私を怒らせるのがイヤで、冗談も言えない、って。

私も話した。
また「重い」って言われるのが怖くてメールも電話もできないこと。
言いたいこと言えないで飲み込んで、そのせいで浮かない顔になってしまうこと。
彼に愛されている自信がないこと。
もっとそう感じられるようにしてほしいこと。
そうすれば、不安にもならないし束縛しないで済む、って。

彼は非常に恥ずかしがり屋だって知ってるし、常に「好き」って言って欲しいとかそんなことを望んでるわけじゃない。
彼の言い分だと
「昨日も本当は家に来て欲しいって言いたかったんだけど、“お土産買ってきた”とか“毛抜きがほしい”とか、ほのかにしか言えなかった。明日会社だから遅い時間に来させるのも悪いし。」

そんなほのかじゃ分からないよ。

坐禅会でのフランス人のことを例にとって、そう言う言動が
「彼にとっての私の存在の軽さ」を感じさせて傷つく、ってこと。

分かってくれたとは思う。
でも、改善する気があるのかどうかは分からない。
私はするけど。

それと、引越しの子にちゃんと私とヨリが戻ったことを言ったのかどうかを訊いた。
案の定「言わなきゃいけないのは分かってるけど、今の俺にはあんな修羅場を演じる気力はない」って。
私はそれも不安になる要素の一つだってハッキリ言った。
「先延ばしにするのは彼女にとっても希望を持たせることになるから気の毒だ」って言ったんだけど。
「今は無理」って。

ずるいよね。

彼女は、彼と話したりメールするたびに恋心を募らせて、夢見たり希望を持ったりするんだよ?

ホントずるい。
「俺の意気地がないのが悪い」って言ってたから分かってはいるんだろうけど。
それが私から見ると「本当は自分を好きな女の子をキープっときたいだけなんじゃないの?」って思えるのよ。


まあ、今日の話し合いによってお互いの不満はなんとなく分かったような分からないような。
解決の見通しは立ってないけど。

どうか、彼が「重い」とか言わずに前向きに努力してくれると嬉しいんだけど。
私も、努力はするけど。


夕方、会社のデスクに「ジョージ」がいたことが判明!
「俺もほっとしたよ」ってメールが来た。
今週の土日も泊まりに行くけど、楽しく過ごそう。


(ここで6/1を消費。残り5)

ジョージ行方不明

2003年7月21日
「ジョージ」とは彼に初めてもらったクマのぬいぐるみです。

(以前の日記と重複するかもしれませんが解説しますと)
彼が私と付きあいだす1ヶ月ほど前にハワイに行ったときに買ってきたお土産品で、彼が「自分用」にとっておいたものを私に「俺だと思って」っとくれたのでした。

それからというもの、ジョージは(体長10cm強しかないので)私と一緒に出勤し私といっしょに寝るという生活を送ってきました。
つまり、いつでもどこでも持ち歩いていたわけですが、その「ジョージ」がいないことに夜中の2時ごろ気づきました。

泣きながら朝の4時まで部屋や車の中を捜しましたが結局見つからず、早朝だというのに家族旅行中の彼に「ジョージがいないの!」と2件もメールをうち、ついには電話までしてしまった私。(留守電だったけど。)


「彼から初めてもらったもの」ということと「彼の代わり」でもあったので無くなってしまった事に大ショック。

朝9時半ごろメールに気づいた彼は、ようやく
「残念だったね。大切にしたものがなくなるのは身代わりになってくれたんだよ、泣かないで」
とメールをくれた。


今日は親友とゆかたを買いに行く予定だったので、寝不足の体を引きずり、新宿ア○タ前で待ち合わせ。
伊○丹でゆかたを4着も試着させてもらって、結局ピンク色のゆかたを購入♪
去年は黒地に花火の柄で、結構斬新な都会的な雰囲気のものだったので、今年は「ピンクとか女性的で古典的な感じの柄がいいなぁ」って思ってたの。
着せてもらった中で、一番フェミニンで比較的似合ったのが落ち着いた濃い目のピンク地に「蛍と萩」という着物の柄としては伝統的なものだったので、それに決定。

ついでに下着売り場に行って、彼が以前合コンしたというWさん(7月上旬の日記に登場)の顔を見に行く。
女っておそろしい。
イヤ、「女」じゃなくて「私」が恐ろしいのか。
別に、顔を見てきただけなんだけどね。

いました。

「なんだ」って感じ。
顔は私のほうが勝ってる(笑)。スレンダーさで負けてるけど。

彼の「ギャルだよ。」って言葉もしっくりこなかった。
ま、ちょっと色黒気味だけど「ギャル」ってほどじゃないよな…制服だからかな?私服はギャルなのかも。
ま、「とるに足りない」外見だったので安心。
(↑鬼だ、私・…)

そのあとは巾着などちょっと買って、親友に付き合いゲーセンへ。
UFOキチャッチャーで「コモモ」のぬいぐるみをとってもらった。
これが激カワイイ!!
「ポストペット2003」の新キャラなんだけど、可愛くて悪どい感じがたまらないのですよ。
これでジョージ紛失の悲しみが少し癒える。


夜10時半ごろ、家族旅行から帰宅した彼が電話をくれる。
話の流れから、急遽彼の家へ行くことに。
足に8本だけ濃い毛が生えていて「毛抜き」が欲しいって言うから。

そして明日へ続く。


ひとりあそびin川越

2003年7月19日
彼のいない連休です。

楽しくも何ともありません。

あれ以来メールも電話もありません。

旅行中だって、メールくらいできるだろうよ(怒)!!


そんなわけで「映画でも見ようか〜。」とひとり池袋に出ましたが、チケット売り場のあまりの混雑に嫌気がさして、家に帰ることにしました。

でも、いったん家を出たのに何もしないで帰るのも惜しいので、ふと思い立って川越に行ってみることにした。

「小江戸・川越」とかいって、情緒ある町並みらしいし。
人もあまりいなそうだ…。

途中、川越駅の中の書店でガイドブックを買い、目的地まで歩く。

蔵作りの町並みは南北に2キロ弱しかなくて、小さな江戸情緒あふれるところだ。
曇り空だったこともあってか、観光客もおばさまや家族連れの2〜3人連ればかり。
大規模な観光団体はいない。

個人のお宅がやっている無料の「民俗資料館」や今もお店として使われている「旧大沢家邸宅」など、気軽にふらっと寄ることができる場所が多い。

川越の名物は「さつまいも」らしく、お土産品はみんな「芋ナントカ」という名前(笑)。

まずは名物「川越ラーメン」を食べてみた。
何のことはない、ラーメンの中に「サツマイモのてんぷら」が入っているだけだ。

しかし、もうひとつの名物「芋ギョーザ」が絶品。
これは餃子の皮にサツマイモを練りこんであって、具にもサツマイモが混ざっている。
具の味は普通の餃子と変わらないが、紫色の皮がほのかに甘く、具の辛さと皮の甘さのバランスが絶妙だ。
これは「また食べに来たい」と思える一品だった。

次にそのラーメン屋から数メートルしか離れていないケーキ屋で、これまた名物の
「芋ドラアイス」を買う。ちなみに¥210。

これがまた美味い!!

ドラ焼きの中に紫芋のアイスが挟んであって、生クリームがまろやかで、ホントにおいしい!

芋ドラをほおばりながら、今度は醤油蔵へ。
ここで、おいしそうな醤油を彼へのお土産に買う。

他、寺院を3つお参りした。ちなみにこのあたりは曹洞宗のお寺が多いようだ。

「苦行釈迦像」という、ガイコツに近いお釈迦さまの像があって、思わず般若心経を唱えてしまった。

他のお寺には、「びんづる様」という像があった。
釈迦の12大弟子の一人で、本当は「ビンドラ(賓頭盧)」ナントカというらしい。
それが日本に入ってくるときに「びんづる」になったらしい。
で、その「びんづる様」は病気に効能があるらしく、自分の悪いところとびんづる様の同じところをさわって、そのあと自分の患部を触ると良くなるとか。

早速わたしも「びんづる様」の腹部を触ってから自分のお腹を触ってみた。

良くなるといいなぁ。

そんなわけで、地元に帰ってみると今日明日と「お祭り」らしく、神輿がパレードしてた。
浴衣のお嬢さんもいっぱいいた。

せっかく「ひとりあそび」を満喫してたのに、寂しくなるじゃんか。

「彼とお祭り行きたいなぁ」とか思っちゃうじゃん。
やっぱりつまんないなー。

彼に会いたいよ。

すれ違い

2003年7月17日
彼から23時ごろ電話が来た。

今から実家に帰って、明日から3泊4日で家族旅行なのだ。

「お腹の具合どう?」
「まだ胃が痛い感じ。」
「胃潰瘍とかじゃないの?」
「違うと思うよ〜」

この三連休、具合の悪い私を放って家族と旅行。
彼が家族を大切にしてるのは知ってるし、マザコンなのも承知の上で付き合ってるから、それはいい。

だけど、昨日のことについては一言いいたい!

「具合が悪いけど、Y(彼)さんと話したいから坐禅会に行ったのに、全然話せなかった」
って言っても
「だからこうして電話してるじゃん」

「フランスの人、いつまで日本にいるの?」
「しばらく居るらしいよ。仕事で来たんだって。」
「しばらくってどのくらい?」
「さあ?一年とか?転勤だって言ってたから」
「そんなに居るの!?1ヶ月くらいかと思ってた。来週からOさん(←英語の達人)に“毎週来て”って言おう。」
「なんで?俺はしゃべっちゃいけないの!?」
「だって私がしゃべれないじゃん!」
「そうか…」

結局、彼が電話をくれてもこんな会話しかできない私。

言ったら彼が気分悪くするだけだって分かってても、言わずにはいられない。
私がどんなに寂しかったか、分かってもらいたいんだ、きっと。

電話を切ったあと
「さっきはごめんね。旅行楽しんできてね。」
ってメールをいれたけど、返事は無かった。

微妙にすれ違ったまま、彼のいない連休が始まります。



気持ちの強さの違い

2003年7月16日
フランス人なんか嫌いだ〜!!

いえ、彼女は悪くありません。
悪いのは、疑い深くて嫉妬深い「私」と、デリカシーの無い女好きな「彼」です。

今日は朝から出社したけど具合が悪く、会社は16時ごろ早退。

ホントは家に帰って寝たかったけど、今週末彼と会えないので坐禅会には行きたい。
じゃないと彼にまる2週間会えなくなってしまうから。
それに占いで
「二人の中を邪魔する人物が登場する暗示。」とか書いてあったので、彼を見張っとかなきゃ(笑)。

会社からお寺に直行して、2時間ほどお寺で寝る。
ハッキリ言って半分我が家だ(^^;)。

そうこうしているうちに、初めて参加する人が来る時間になった。
来客があり、迎えに出た私はびっくり。
すっごい美人な白人の女性が立っていた。
うちのお寺は外人さんが非常に多いので別段驚きはしないけど、モデル並にかわいい美女にはやっぱり驚くさ。

住職のお弟子さんの話によると、フランスの道場でもずっと坐禅を組んでいた方らしい。

あまりの綺麗さにうっとりしながら、とりあえず更衣室に通して着替えて茶室へ降りるように説明するが、彼女はフランス語と英語しかできず、私は日本語と中国語しかできず、なかなか話が通じない。

くそう、英語なんか嫌いだ。

なんとか中学英語程度の単語を羅列してジェスチャーで伝わったようだった。

このとき、一抹の不安が脳裏をよぎった。

彼女は英語ができる。
彼も英語ができる。
彼女は美人。
彼は女好き。

この図式は、非常にまずいんじゃないだろうかと。
そして見事にそれは的中する。

彼のほかにも英語マスターは坐禅会に数人居るのだが、今日に限って誰も来なかった。

必然的に、坐禅会のあとの茶話会で、彼が全面的に彼女につきっきりで話をするはめに。
(彼は嬉々としてやってたんだろうけど!)

私は茶話会に出す料理をずっと台所で作っていて、気づいたころには間には入れないし、邪魔することも(笑)できない。

ああ、英語さえできたら!!!

結局、病を押して坐禅会に来たにもかかわらず、彼とは料理について二言三言話しただけ。

フランス人の彼女が帰るときも、彼は玄関まで送っていってまた話をしてる。
帰るんだから、放っとけよ!!

私は気分も機嫌も最悪に達したので帰ることにした。
いつも一緒に帰るから「先に帰るね」と言いたいけど、彼は彼女と話しつづけていて言うスキが無い。

もういい!

私は玄関先で話し込んでいる二人を尻目に
「お疲れさま」と言って帰った。

私の具合が悪いのを知っているのに、
先に一人で帰っちゃうのに、
彼は彼女との話を中断して声をかけることすらしなかった。

「どうしたの?先に帰るの?」

そのくらいは言って欲しかった。

フランス女との会話を一瞬中断する価値も無いほど、私はあなたにとってどうでもいい存在なんですか!?

24時前に彼から少し長めのメールが来たけど、私と話せなかったことなんか何とも感じていないことがよく伝わってくるメールだった。

「話せなくて残念だった」と言うメールを送っても
「そうだね、話せなかったね。ま、旅行から帰ってくるのを楽しみにしててよ」
みたいなメールしか来なかった。

本当に、愛情の差を感じてしまう。

私も彼もお互いに、気持ちの強さの違いが耐えられなくなるのだろうか。
それが原因で別れることになるのだろうか。

医療費かかりすぎ。

2003年7月15日
オフィスが寒いせいか、午後から下痢が再発。
せっかく治りかけてたのにぃ。

だいたいこの電力不足のときに、設定温度低すぎなのよ、このビルは!
夏に貼るカイロ貼って仕事してる私って一体…。
一年中カイロが手放せないわ。

仕事中にオフィスビルの中にある胃腸科に行って、また採血され、山のように薬を出される。
でも、あまり待たされなかったし、説明もキッチリしてるし、感じも良い。
採血が下手なのと調剤薬局が指定されてるのが難だけど。

今日は『ピンポン』読んで早く寝ようっと。

今月は医療費だけで1万近く使った気がする。
この調子だと、年10万円越えて控除申請できるかしら♪
でもやっぱり健康が一番よね〜。
まだ若干胃痛が残っているので会社を休んだ。
けど、まる3日寝ていたので腰が痛くなってきていたので、今日はPCに向かったり料理をしたりと起きて過ごすようにした。

彼は仕事が(在宅なんだけど)忙しいとのことなので、相手にしてもらえないし。

そこで、料理ついでに「彼に夕食を作って届けてあげよ〜!」と、思いたった。
で、しめじごはんときんぴらと肉じゃがと切干大根の煮物を作って夕方持っていった。

びっくりしていたけど、とても喜んでくれて嬉しかった〜(^^)v

タッキーの新ドラマを見ていて、ドラマの中に冷やし中華が出てくるので冷やし中華が無性に食べたくなってしまった。
「冷やし中華食べたいな〜」って言ったら、
「じゃ、タッキーみたいに買ってきてあげるよ。」ってホントにコンビニに買いに行ってくれた。
ついでに花火がしたかったので花火も買ってきてもらった♪

冷やし中華はとってもおいしかったんだけど、花火は
「今晩は寒いからやめようよ」
って、中止になっちゃった。

そんな感じでドラマ『僕だけのマドンナ』ごっこをして(←アホだね…)
彼からマンガ『ピンポン』全5巻を借りて帰ってきました。
「借りてってくれー、家にあると読みたくなっちゃって仕事中断するから(涙)」
だって。なんだかとっても『ピンポン』にハマっているらしい。

…私にもそのくらいハマってくれ。

でも、八月に「花火大会」「鎌倉・江ノ島旅行」に行く計画も立てたし、今月中に『チャーリーズエンジェル』観に行く約束もしたし、順調〜!!

次の約束があると、安心するよね。
疑い深い私は、約束があっても
「いつ別れ話が来るかわからない」って思ってしまうんだけど。
今日の花火も
「必ずしも『こんど』が来るとは限らないから今やりたい!」って言ったら
「なにそれ。」って怒られたし。

でも、約束ないよりはあったほうが安心するかな。
その約束の日までは、付き合ってられるのカナって。
楽しく遊ぶためにも、早く体調戻さなきゃ。

風邪から食あたり

2003年7月12日
久々に、ダウンしました。

コトのおこりは木曜の夕食のこと。
ロー○ンで買った「うなぎ弁当」を食べていたときのこと。

なんだかまずい。

それもそのはず、添付のたれをかけずに食べていたのだ。
慌ててかけて続きを食べるが、食べれば食べるほど気持ち悪くなってきた。

結局、半分であきらめて寝ることに。

3時間ほど眠ったところで、極度の腹痛を感じトイレへ。
気分も悪いので胃薬を飲んで、彼と電話で話しているうちに気分も回復し、再び眠る。

しかしここから、寝ついたと思うと腹痛でトイレへ通うという繰り返し。
救急車を呼ぶことも検討するが、あれってお金取られるのかしら?と一抹の不安があったので却下。

朝、最寄の病院に行くがこれが待たされるのナンの!
一時間待たされて待合室でのた打ち回る私を尻目に、暇つぶしに来ているような老人たちがどんどん呼ばれていく。
受付も、気ィ利かせてこの瀕死の私を優先するとか思いつかんのかボケ!
(すいません、キャラ変わってて。)

「もう限界なんですけど、まだですかっ!?」
受付に訴えて次にねじ込んでもらった。
一応愛想で、苦しい息の下「すみませんね〜」と診察室前の順番待ちのご老人達に挨拶するが、無視。

無視!

どないやねん!
最近のババアは礼儀も知らんのかワレ!

元気ならここで嫌味のひとつも言うんだけど、瀕死なので無理。

もう、電車で老人に席は譲らんぞ!絶対にな!
(ああ、在家得度した人間とは思えない言葉…)

診察が終わって、採決と点滴。
点滴は1時間半もあったけど、1時間を過ぎたくらいから痛み止めが効いてきたのか少し楽になった。

採決の結果、食中毒ではないと判明。
体調が悪かったところに脂っこいものを食べてあたったんでしょ、ってところらしい。

なーんだ、ロー○ン訴えようと思っていたのに残念。

久々にグロッキーで、会社なんか絶対休みたい体調だけど、どうしてもやらなければならない仕事があったのでそのまま出社し、小一時間で退社。

帰りは駅から15分の道のりが歩けず、タクシーで帰る。

薬ももらったし、これで楽になるだろうと思いきや、とんでもなかった。

夕方になって、頭痛と発熱が襲ってきて、あまりの痛さに耐えられず泣けてくる。
泣くほど辛い病気って、久しぶりだ。
おまけに、病院で診察したときはお腹しか異常が無かったのでもらった薬は腹痛用ばかり。

彼の自宅に電話をかけるが留守電。
「助けて」メールを出すと、電話がかかってきた。

なんでも大学院の同期と久しぶりに飲み会があるとかで、これから向かうところらしい。
「帰りに寄るから!ごめんね。」
ま、いいか。
ホントは今すぐ来て欲しいけど、そこまで求めるのも酷ってものだし。

彼は夜11時ごろやってきた。
なぜか「南アルプスの天然水」を買ってきてくれていた。

来てくれたことが本当に嬉しかったので、居てくれればそれで嬉しかったし、心強かった。

「俺と居ると悪いことばっかり起こるね・・・」
って彼がポツリと言ったから、
またそのあとに「やっぱり別れたほうが」とか続くのかと思ったら、瞬時に涙があふれてきた。
体調が悪いせいもあって、マイナス思考&涙腺ゆるくなってたんだろうけど。
彼はびっくりしてた。
きっと、何も考えずそうつぶやいたんだろうけど。

うちはベッドはシングルがひとつあるだけで、私が風邪なので、彼は必然的に床にかけ布団をしいて寝る羽目になって申し訳ない・・・。

翌日の土曜日、彼はバイトなので朝早く帰っていった。
出ていく前に、何も言わずに抱きしめてくれた。
それで、充分いろいろ伝わってきた気がした。

あんまり疑わないで、依存しないで、楽しく過ごせるように頑張ろう。

ちなみに、今月も彼にとって私の家の方角は悪い方角なんだって。
私のせいで2回も来る羽目になってしまって、悪かったなぁ…。
「だから今月はもう来ないよ。」って言ってたけど。

彼に悪いことが起こりませんように。

シャイ?

2003年7月9日
修羅場(?)から一日おいて、今日は坐禅で会える日。
昨日一日、電話もメールも全くしなかったので(そんなことは珍しいのだけども)もしその間にまた彼の気持ちが急変していたらどうしよう…なんて少々不安だった。

お寺について、例の願懸けのお地蔵様にお礼に買っていった仏花を供えに行くと、お地蔵様の前のベンチに彼が座っていて、腹ごしらえをしていた。

花を供えに来たのを見られてちょっときまりが悪くて
「なんでいるの?恥ずかしいなぁ」とか言ってしまった。

坐禅会のときはこれといって話もしなかったけど、私が寒くて窓を閉めたときにさりげなく手伝ってくれたり、カステラ持ってきてくれたし、とりあえず気遣ってくれてたのは分かった(笑)。

帰りは、大勢で帰ったから込み入った話はやっぱりできず、彼が駅についてから電話をくれたけど、私はまだ電車の中。
「かけなおす」って言ったのに、照れ隠しか、意味不明なメールを2〜3通やり取りして終了。

ま、仕方ないか。
ゆっくりいきましょう。

不安の対処法

2003年7月8日
朝、彼と駅まで手をつないで歩いた。
私は仕事に行くので、駅で彼とお別れ。

「バスで帰ってみる」と言っていたのであとで
「ちょうどいいバスあった?座れた?」とメールを打ってみたが返事なく・・・。

不安になるけど、仕方が無い。

あんまり追いすぎてまた別れ話が持ち上がるくらいなら、この不安に耐えるほうがずっといい。

結局、夜になっても彼からメールも電話も無かった。

Sと話し合いに行って、私のときみたいにSに泣かれて、
また心変わりしてたらどうしよう・・・とか色んな不安が浮かんでは消える。

でも信じよう。
きっともう大丈夫。
そこまで優柔不断な人じゃないでしょ。
明日は坐禅会で会えるし、大丈夫。

そう言い聞かせて、寝ることにした。
「七夕だから一緒に過ごそう♪」
って約束してた。彼は
「カレー作って待ってるから」
って言ってくれてた。
だから、定時きっかりに帰るのを楽しみにしてた。

そしたら彼からメール。
「近くまで来てるから終わったら電話して」
?…カレーは?ま、いっか。食べて帰るのかな?

彼が待っている場所まで行くと、彼の様子がおかしい。
泣いたような目、拒絶するような雰囲気。

「何かヘン…どうしたの?なにかあった?」
「うん。」
目も合わせない。
イヤな予感。

「…もしかして、今日来ちゃダメとか、そういうこと??」
「…うん。」
「なんで?」
人通りが多くて、彼の言葉が聞き取れない。
ただ
「好きになってくれるのは嬉しいんだけど、庵主さんの気持ちが強すぎて、俺には受け止めきれないんだよ」
そんなようなことを言っていたと思う。

『天地がひっくり返る』ってこういうことだと思った。
とにかく、静かなところに行こうと、三越の中の喫茶店に入る。
彼の言葉をきちんと聞かなければいけない。
だから、どんなに怖くても薬は飲まない。

オーダーが済んだあと、私は沈黙して彼の言葉を待った。
でも、何も言わない。
怖くて、これから別れ話が始まって彼にもう会えないと思うと本当に怖くて、涙があとからあとから流れた。

彼にどうしてなのか訊きたくても、訊いたら彼の別れ話が始まってしまう。

怖くてただ泣く私に、彼は何も言わなかった。
ときどき、もらい泣きをしているようだった。

三十分ほどそうしていただろうか。
その緊張感に耐えられなくなって、私は千円札を置いてお店を出てしまった。

死にたい、ってホントに思った。
交通量の多い交差点にふらふらと入っていったけど、誰も轢いてくれない。

部屋には帰りたくない。
彼の部屋にも、もう行けない。

私の足はお寺に向かっていた。
誰でもいいから話を聞いて欲しかった。
どうしたら彼を取り戻せるのか、彼と別れないで済むのか、教えて欲しかった。

でも住職はお留守で、私はお寺の願掛けのお地蔵さまの前で、泣きながら
「お願いだから彼を取り戻してください、お願いだから…」
と声にならない声で何度も繰り返した。
いつも二人で手を合わせていたお地蔵さま。

その間、彼から何度か電話が入った。
怖くて出られなくて、留守電には心配そうな声で「庵主さん!どこにいるんですか!?電話ください」と入っていた。

私は二人のことを知っている会社の友人に電話し、話を聞いてもらった。
彼女は
「私も、さっきまでの二人の話を聞いてたら彼が突然そんなこと言い出したのは納得いかない。
でも、逃げてても何もわからないでしょ?
彼の話を聞いてあげようよ。こうして彼から逃げてたって状況は変わらないんだよ?
彼、まだきっと庵主さんのこと捜してるよ?」
説得にしたがって、私は恐る恐る、彼に電話した。

私を捜しまわっていたのか、彼は電話の向こうで息を切らしていた。
「庵主さん!?良かった〜!!今どこにいるの!?」
彼は、私の家の最寄駅まで行って、私を捜していたのだった。

友人が駅まで送ってくれて、私は改札前で待っていた彼と再会した。
彼は心底安心したように、私の存在を確かめていた。
お店で話ができる状態ではないので、私の家に向かう。

その道すがら、彼はポツポツと話し出した。

その話によると、引越しの子(S)から午前中電話があったとのこと。
そのSの話によると、土曜日に女性の声で「男と別れろ」という内容の留守電が入っていた、と。
Sが仲良くしている男性は彼くらいしかいないので、彼に連絡したらしい。

それを聞いて、彼は一瞬私の仕業ではないかと思ったと言う。

「もしかして、それが私だって言うの!?声聞いてみればいいじゃん、NTTに通信記録でも何でもとってもらえばいいじゃん!」
「留守電はもう消しちゃったって・・・」

私はもちろん否定した。
彼は信じてくれた。
それはそうだ。
私はSの狂言である可能性も疑った。
けど、口には出さなかった。

「よく考えれば庵主さんだとはどう考えても思えないし不可能だと思った。
でも、土曜日の庵主さんの精神状態ならありえないことじゃないとも思った」と彼は言った。

「でも、その話を聞いたとき庵主さんを疑った時点で、俺はもう付き合えないと思った。
それが庵主さんであろうとなかろうと、俺は庵主さんを疑ったんだから。」

「庵主さんと一緒にいて、最初は楽しかった。でも、だんだん怖くなってきたんだよ。だから、今日はおわかれするつもりで来た。でも…」
「でも?」
「…でも、できないんだよ。泣いてる庵主さん見てたら、言えないんだよ。
泣いてる庵主さんがかわいくて、俺は今までこの子の何を怖がってたんだろうって、庵主さんのこと怖がってばかりで、何も見てなかったんだよね?」

家に着いて、話を続ける。

「庵主さんが喫茶店出ていったあと、追いかけたんだけど見つからなくて、
三越の周りずっと捜してたんだ。
そしたら救急車の音がして…、まさかとは思ったけど、
庵主さんだったらどうしようと思って見に行ってきいたら、
おばあさんが気分悪くなっただけだって担架で運ばれてきて…。
そのとき思ったんだよ。
“別れたい”って言ったあとで、俺はやっぱり庵主さんのこと好きだった、って気づいたんだよ。」

私も彼も泣いていた。
私はただ、どうして自分が彼をそんなに追い詰めてしまったか、それをひたすら泣きながら謝った。
自分でもコントロールできないくらい好きで、そして不安だった。
だからいつも一緒にいたくて、彼を束縛して、怖がらせた。

「私は、どうしたらいいの?」
彼は泣いていて、困ったような笑顔を向けた。
「ちょっと待って、今考えられない…」

私は、彼が探している間何をしていたのか、彼に話した。
そして、彼のことを好きになって、支えたいと思った一番初めのころの気持ちを彼に話した。

彼が落ち着いてきたので、もう一度訊いてみる。
「私は、あなたのそばに居てもいいの・・・?」
彼は
「居てほしいけど、ヒドイ事言ったし・・・一緒にいてくれる?」
「私は、あなたのそばしか居るところなんて無いよ!」

そして二人で号泣。

落ち着いてから、彼は「どうしよう」とつぶやいた。
訊くと、Sから電話を受けてSの家へ行ったのだという。
そこで、やっぱりSは彼のことを好きだと知ったという。
彼もうすうす気づいてたけど、今までなあなあにしてきたのだと。
Sに「今後どうしたいか」と聞いたら、
彼女は「今までどおりでいい」と言ったという。

「そのときは、庵主さんと別れるつもりでいたから…でも、結果180度変わっちゃったじゃん。だから何て言おうかと思って…」
「それはもう少し元気になってから、あなたが決めればいいんじゃない?」
と答えた。

「『トゥーウィークス・ノーティス』みたいだね。」
と彼が言った。
先月、彼と一緒に見た映画だ。
「“やめる”って決めてから“好きだった”って気づくのが。男女逆だけど。」
「あなたがサンドラ(・ブロック)で私がヒュー(・グラント)?」
じゃあ、さしずめサンドラの後任の金髪美人がSだろうか。

結果オーライだから良かったけど、ホントに長い一日だった…。
ショックで死ぬかと思った。
死のうとも思ったし。

でも、彼のいろんな気持ちが聞けてよかった。
私も、彼を好きになった初めのころの気持ちを思い出したし。
私も変わらなきゃ。
もっと強くなって、自信を持って。
二度と彼を泣かせない人になろう…☆

変わってきた?

2003年7月6日
彼の私に対する扱いがだいぶ良くなった、と友達が指摘してくれた。

確かに。

まあ、隠れて引越し女のワゴン組み立てに行ったりはしたけども。

正直に話してくれてるわけだし、まあ、比較的誠実な対応をしてくれてると思う。

ということで私も、彼ばっかり責めていたことを反省し、彼が変わってきたことや、彼のしてくれていることを考えて反省し、あまり独占欲を開放しないように努めようと誓った。

昨日、23時ごろ、彼がバイトを終わってから電話してきてくれた。
で、また彼の家へ行くことに。

結局、毎日彼の家にいる…(笑)。

そして、何をするでもなく、彼は買ってきたマンガ『ピンポン』がいかに面白いかを説明してくれた。

あと、神宮外苑の花火に行こうね、とか。
でも話の雰囲気で、去年前カノと観に行ったっぽいので私のテンションは下がる。
前カノと行ったところなんて、できるだけ行きたくないのになぁ。
それともあえて行って、私との思い出に塗り替えてくるべき??
彼としては、そうしたいの?

朝起きて、『仮面ライダー555』を観ながら、私がファイズがいかに大人向けの深い話かを彼に説明。

それから日曜の午前をまったりと過ごす。

楽しいときほど早く終わるもので、タイムリミットの14時半前、私は別れるのがイヤでかなりごねる。
19時から少林寺拳法のレッスンで会うにもかかわらず、だ。
彼は「永遠の別れじゃないんだから…。今日は少林寺行って、明日また来ればいいでしょ。夕ご飯用意して待ってるから。」と
理性的に当たり前のことを話す。

結局それにしたがって、14時半に彼をジムに送り出して私は帰宅し、少林寺で一緒に稽古して23時半までみんなで飲んで、ずっと一緒にはいたんだけどね。

でもやっぱり、二人で会うほうがいい。

私が少し早く帰宅したのだが、ちゃんと彼が電話をかけてくれた。

また明日(0時過ぎてるから今日なんだけど)会う約束してるのにちゃんと電話をくれる彼を、私はちゃんと評価しようと思う。

いくら律儀な人でも、なんとも思っていない人に(しかもさっきまで会っていて、翌日も会うのに)こんなにこまめに電話はくれないと思う。
私とちゃんと向き合おうとしてくれている。

大丈夫。
彼も、変わってきてくれてるから。
私も変わらなきゃ。
心配かけないように、依存し過ぎないように。

少林寺をやっていて思った。
やっぱり体を動かしていると、不毛なことで悩まなくなってくるから不思議だ。

ああ、早くまた彼に会いたいな。



最悪。

2003年7月5日
朝はAccess応用のコースを受講するので、彼の家を9時前に出た。

昨日あのあと仲直りして、一応2ラウンド頑張って、寝たのだった。(ちなみに残1個です)

10時から講習を受け始めるが、講師の言葉が脳に伝わってこない。
バックミュージックみたいにさらさら流れていく。

Sさんと浮気かも。
今日だって午前中バーゲン見に行くとか言ってたけど、
もしかしたらSさんと行ってるのかも。

そう考えたら、頭痛はするし左手は震えてキーを叩けないし、最悪。

講義も頭に入らない。
記憶が飛ぶ。

薬を飲んでも変わらない。

昼休みに入るとき、余りに具合が悪そうに見えたのか先生が
「体調悪いんだったら、帰ったほうがいいんじゃないですか?テキストお貸ししますから、分からないところあったらいつでも電話ください」
と言ってくれた。

これ以上いても無理だと自分でも思ったので、お言葉に甘えて早退。

これからバイトに行く彼からは
「体調悪くさせて本当にごめんなさい」ってメールが来た。

私だったら、彼になにかあったら会社なんか休んで様子見に行くのに。

彼には、私の価値なんて「バイト以下」なんだよ。

私の家に、お見舞いに来てくれたっていいのに。
Sの家には2回も行ってるのに、私の家には1度しか来てくれたことがない。

ホントに、私は愛されてるの?

それとも、私が彼に求めすぎなの??

女の勘!

2003年7月4日
彼が二つも隠し事してた。
男ってやつは、なんであちこちの女にいい顔したがるんだろう!?

彼のPCデスクには時々名詞が置いてあるんだけど、「W」という女性名の名詞があり、気になった。
台所で夕食を作っていた彼に
「Wさんって誰〜」とおもむろに聞いてみた。
聞くと、3月に合コンにいって、そのなかで一番気が合った女の子らしい。

合コンは私と付き合う前だから許すとしても、付き合ったあとに、その女に会いに、わざわざ仕事場の伊○丹に行ったらしい。
「女性下着売り場だから入れなかった」とか言ってたくせに、途中から「会いには行ってない」と嘘をついてるし。

私は「御飯食べたら帰るから。ビデオ置いていくから一人で見て。私いても暗くなるからイヤでしょ。」って静かに怒。

その雰囲気に耐えかねたのか、ご飯を食べ始める前、やっと「彼女とはメールしない」って約束させた。
それもすごく渋々だったけど。
かわいそうになったから、「メールはいいけど絶対会わないで!」って少し緩めた。


そしてこっちが強敵、S。

3週間ほど前、彼が引越し手伝ってあげた女の子Sとは
「今後仲良くしない」って私と約束したにもかかわらず、水曜にワゴン組立てに行ったことが発覚。
「女の子の部屋に二人っきりで、ワゴン組み立てることは『仲良くしてる』って言わないわけ!?」
「仲良く…してます」

自分からは何も言わないから、仕方なく質問攻めにする。自分で言い訳してくれれば、私だってこんな真似しないで済むのに。

水曜の夜、浮かれて二人でミーとソース作ってた私がバカみたい。
ホント、サイテー男!

その子は前カノの友達らしく、どうしても切れないって彼は言う。
友達が少ないからかわいそうだって。
「じゃあ私から彼女にメールさせて」「会わせて」
って言っても「やだ」っていうから
私ももうホントに終わりにしようって思った。

彼がなんとも思っていなくったって、Sはきっと彼が好きだ。
引越し手伝ってもらって、ワゴン組み立ててって言えば来てくれるし。
だいたい、ワゴンなんか女でも十分組み立てられるでしょ。
私なんか引越し5回、全部自分でやったわよ。
大体Sの実家は世田谷なんだから親兄弟友達いくらでも頼る人はいるでしょ。

好きなんでしょ?
じゃなきゃ、トモダチのモト彼といつまでもズルズル連絡とらないよね?

私がこんなに嫌がっても、彼はその子と友達でいたいんだ。
「キープっときたいの?」
聞いても
「いや、そんなんじゃない。頼まれるとイヤと言えないんだよね。」
「へえ〜。じゃあ、頼まれたらなんでもするの?何だったら頼まれてもしないわけ!?」
「セックス…はしない」

私の価値なんて、そんなもんなんだ。

ばかみたい。

もうやだ。

私が持ってる薬なんて一番弱いやつで、四錠飲んだって効きゃあしない。

私はベッドから置きだして着替えると、彼の家に置いてあった私物を全部回収し始めた。

彼が起きてきて「帰るの?」と聞く。
「どうやって帰るの?」

「タクシーで帰りますっ!」

彼は呆然として玄関口で「気をつけて…」とか言ってるから
「追っても来やしない!」って怒って駅に向かってすたすた歩き始めた。
すごい惨め。

もうヤダ。

ホントヤダ。

なんで私だけこんなに好きなんだろう。

なんでこんなに私のこと見てくれないヤツ、好きになってしまったんだろう。


早歩きで、彼が一応(ホントに一応って感じで!)私を連れ戻しに追ってきた。

「危ないから部屋に帰ろう」
「『危ないから』って何!?」
「危ないから泊まって帰ろ、って。」
「危なかったら誰でも泊めるんだ?
私じゃなくったっていいんでしょ、誰でもいいんでしょ!」
「なんだよそれ!…とにかくいいから部屋戻ろう。」

部屋に戻って話し合い。

でもやっぱり彼は何も自分からは語らない。
何か下手なことを言って、私の地雷を爆発させるのを恐れてる。

ずるいずるいずるい。
いつも悪者は私じゃない。

私が質問する形で、私が彼を問い詰めて、彼を困らせて。
悪いのはどっちよ!?
約束破ったそっちでしょ!?

何を聞いても煮え切らない、ハッキリしない。

でも、私は彼の「スペシャル」だって言ってくれた。
それもムリヤリ言わした感があるし、相変わらずあいまいさは否めないんだけど。

今日は一応許したけど、
Sと連絡はとり続けるのを認める代わりに、会うときは私に黙っていかない約束をした。
「『会わない』って約束はまた破るかもしれないからできない」って(ToT)

わかんない。
キープっておきたいの?それともその子を好きなの?

結局、交換条件として
「彼の一番の親友Kさんに、私を紹介する」ってことで落着したんだけど。
これも渋々だったし。

どうしたらいいんだろう?

ミートソース

2003年7月2日
私と彼は同じ坐禅会に通っている。(そこで知り合ったのだけど)
毎週水曜は坐禅会があって、坐禅の後みんなでお菓子やお茶をいただきながら、終電ギリギリまで語らうのが恒例。
ときどき、有志の方から差し入れがあり、おいしい料理やお酒が振る舞われる。

今日は、来月から修行のため上山するSさんからスパゲティを振る舞うとのこと。
しかし海外からのお客さんの接待に忙しいSさんから「庵主さん、ミートソース作ってくれる?」と頼まれ、つくるハメに。

ところが、台所で材料を見てみると玉ねぎ、挽肉、ホールトマト缶、麺。
「材料から作れってこと…?」
作れないことはないけど、20人分なんて作ったこと無いから分量分からないし、お寺の台所には何が何処にあるのかも分からない。
ま、いいか。
たまには料理の腕前を披露して、彼に「おいしい」と言ってもらおう♪

まずは大鍋にお湯を沸かしながら玉ねぎを微塵切りにしていると、隣の部屋でお寺のHPの更新をしていた彼が、まな板の音を聞きつけてやって来た。
「なにやってるの?」
事情を説明すると、おもむろに手伝ってくれた彼。
二人で1時間近く一緒に台所に立てたのはとても嬉しかったんだけど、結局ソースも麺も作ったのはほとんど彼で、私は調味料を探したり洗い物をするばかりだった。

う〜ん、いいとこ見せたかったのに、残念。
みんなが私が作ったと思って誉めてくれるのもなんだか心苦しく、「いや実はほとんど彼が作ったんです」と訂正して回った。

帰りも珍しく二人きりで一緒に帰れてラッキー☆
池袋で別れるときちょっと寂しかったけど、それを察してか、駅に着くと同時に電話をしてくれて嬉しかった。

易で「そんなことをしている場合じゃない」と出たらしく、シンガポール行きは無くなったし(^O^)

ホント良かった。
日本にいても楽しく過ごせるように、私ががんばるから。
今度は一緒に計画立てて、一緒に海外いこうね。

会いたい病

2003年6月30日
いつも持ち歩いているジョージ(彼にもらったぬいぐるみ)を家に忘れてきてしまって、かなりブルー。
結局、週末持ち帰ってやった仕事も、午前中までおわらなかった。

仕事の後、会社の飲み会があった。
とてもおいしい料理と楽しい人たちと一緒なのに、私は彼に会いたくて、帰りたくて仕方なかった。
でも帰れないので、時々携帯の待ち受け画面の彼を見て我慢した(^^;)
日曜の2時半まで会っていたのだから、30時間ほどしか経っていないのにね。
異常だよ、なんでこんなに依存しちゃってるんだろう?

彼に「私に会いたいって思う事なんて無いでしょ?ま、思う間もなく会ってるけど。」
って聞いたら
「う〜ん。…元気無く帰っていったときとかは気になるよ、大丈夫かな、って。時々あるんだよね。単に眠いだけかもしれないけど、帰るとき暗いことが。」

そりゃあね。
彼の家から帰るときはいつも辛いわよ。

夜11時前に、彼に電話して「会いたくて死にそう」って伝えたら
「死なないうちに来てください」って言ってくれたので行く。

前カノにもらったシルバーリングを見せられる。
「気分悪くてできないけど、デザインが好きだから困るよね。」
て言ってた。
じゃ、捨てちゃえばいいのに。
ちょっとブルーになるけど、とりあえず我慢する。

寝ようとしていると、彼にメールが入る。
「誰から?」って聞いたら「教えな〜い☆」。
これで一気にブルーが加速する。
彼がキッチンに行った隙にデパス(抗不安剤・睡眠導入剤)を飲む。
今夜2錠目だ。
彼が戻ってきて気づいて、
「薬飲んだの!?」
「…うん」
「またぁ…。さっきのメールはメル友の××だよ!」
って困って、私が納得するように内容まで説明してくれた。

結局、それをきっかけに新加波話が再燃して
また、私が半泣きになって嫌がって困らせた。
「いつ、決まるの?」
「うーん、明日くらいかな?」
「占いで良いって出たら行くの?」
「いや、迷ってる」
「七月中だったら、私一緒に行けないかもしれない。乗るはずの飛行機に
“爆弾仕掛けました”って電話してフライト中止にしちゃうかも。」
「だから迷ってるんじゃん。今なら暇もあるし安く行けるから、すごく行きたいよ?けど、庵主が嫌がるから、迷ってるんだよ。」
って、普段あんまり気持ちを話してくれないのに、今回はちゃんと話してくれた。

「庵主さんは地雷がいっぱいだね」って言われた。
彼の何気ない(しかし無神経な)発言で、すぐ泣いたりするから。
彼曰く、
「爆竹くらいかなと思ってちょっと踏んでみると、片足吹っ飛ぶくらいの大爆発を起こすわけよ。」
って。

それはさぁ、好き度が全然違うからよ。
夜中に押しかけていつも困らせる私も私だけど。

でもね、少しづつでも、私を優先してくれるっていう発言が聞けて、とっても嬉しかった。

遠くへ

2003年6月29日
彼が朝シャワーを浴びている間に、ゴムの数を数えてみた。
…朝っぱらからスミマセン(^^;)

おかしい。

前回残り5個のはずが、4個になっていた。
1個減ってる!?
なんで!?

1個くらい携帯しているのかと思い、彼のバッグも見てみるが(スミマセン、犯罪です、真似しないようにね。)そっちにもない。

おかしい…。
金曜の朝、私が帰ってから、土曜の夜に来るまでに1個減ってる!?

なんで?いつ?誰と?

やっと、私のこと彼女だと思ってくれたんじゃないの??
私の勘違い?

悶々としながらベッドの上にうずくまっていると、彼がシャワーから帰ってくる。

明らかに私の顔が落ち込んでいるので
「どうしたの!?」
と驚く。
「…ねぇ、金曜か土曜のあいだに、だれかとHした?」
私にしては直球勝負(笑)。
「は!?いつの?」
「今週の。」
「してないよ、金曜の夜はうちでタイタニック観たし、昨日はバイトで夜はK(彼の親友)と会ってたでしょ。」
「・…そっか…そうだよね。」
「…なんで?」
「なんとなく、そう思っただけ。」

何だか腑に落ちない。
でもたしかに、金曜はタイタニック観ながら私と電話してたし、土曜にK君と会っていたのも明らかだった。

じゃあ、なんで1個足りないんだ?

「まったく、少し目を離すとすぐ遠くへ行っちゃうんだから。」

彼は本当に不思議そうに、でも私が不安なのをとりはらおうとしてくれていた。
彼が嘘をついているようには見えない。

ご機嫌を直してビデオの続きを見て、楽しく過ごす。

そこで、ハッと気づく。
前回数えた日は、朝して、夜もしたんだった。
カウントしたのは、朝のあとだったかもしれない。
…そんな気がする。
じゃ。
消えた1個も私じゃん…。

たぶん、そうだ。

いくら彼でも、こんな短期間に形跡も残さず浮気できるわけがない…と思う。

なあんだ

取り越し苦労じゃん。

ときどき、心配そうに
「遠くに行ってない?帰ってきた?」
と聞いてくれる彼に、申し訳なくなってしまった。

疑ってスミマセン。

彼に
「(あなたを)独占したいなぁ…・。」ってなにげに呟いたら、
「してるじゃん、ダントツで。」って言われた。
それは、時間的に?身体的に?精神的に?
どの意味で言ったのかなぁ?


そして今日も昼間に1個消費。
書いとこう、忘れるから。
残り3だゾ。

占いと彼と私

2003年6月28日
久しぶりに会う友達と二人で、朝から「新宿の母」にみてもらいに並ぶ。
10時から並んで、みてもらったのは12時過ぎ。
土曜日の午前中で、雨も降っていたけど大盛況だった。

実際占ってもらったのは10分程度。

私の手相を見て
「芸術・芸能分野に向いていて人気の高い相だから、演劇とか職業にするといいのよ」と言われる。
確かに、その道10年も目指してましたけどねー。
そこそこ、ちょこちょこ仕事はしてたわよ。
才能的には向いてたかもしれないけど、チャンスはあんまり巡ってこなかったからね。
それに、芸能界で生きていくには私の精神はちょっともろすぎるから、それも耐えられそうもなかったし。

やっとあきらめる決心をしたのに、「向いてる」って言われてもねぇ・・・。

そして「あなたボーイフレンドは?」と聞かれる。
なぜ未婚と分かった!?
とりあえず、私と彼の生まれた歳と月を聞かれて答える。

占い方法が九星なので、私は「九紫火星」彼は「七赤金星」で大凶の相性。

新宿の母は開口一番、
「まさか結婚しようと思ってないでしょうねぇ!?」
「うっ・・・。ですよね?最悪ですよね?」
それから、母は「しまった」と思ったのか、彼との相性を良くする方法を教えてくれて、
「三浦友和と百恵さん夫婦だって最悪なのよ、あなたのとこと同じ(九星の組み合わせ)だけど、二番目の子が土星だからうまくいってるの。だからあきらめちゃ駄目よ!」と言ってくれた。

そのあとは、友達とランチのカレーバイキングで楽しくおしゃべり。
友達は私以上に修羅場を繰り返し、やっと結納までこぎつけていた。
婚約までしていても、不安なものは不安らしい。やっぱりその人の気質によるのかな?

夜、「ボーン・アイデンティティー」を彼の家で見る約束をしていたので、夜まで自宅待機。
彼はバイトが終わってから親友とラーメンを食べに行っていて、彼の家に私が着いたのは23時ごろになってしまった。
途中まで観るも、彼が眠くなってしまったので中断して寝ることにする。

寝る前に、彼に言ってみた。
「すごいショックなことがあってね…。」
「なに?」
「○○さん(←彼の名前)信じてる占いの本があったから、ちょっと勉強しようかなと思って買ってみたのね。そしたら、私の九紫火星とあなたの七赤金星は相性最悪だったんだよ。大凶とか書いてあってさー。」
「ああ〜、そうなっちゃうんだよねー。でも、関係ないよ。」
って言ってくれた。

彼がどういうつもりでそう言ってくれたのかは分からないけれど、とても嬉しかった。
「もう落ち込んでない?」
「うん、立ち直った!私、負けず嫌いだから『大凶』とか書かれると、かえってうまくいかせようとか思っちゃうよ。」
「ははは(笑)」

最近、彼女扱いしてくれるようになったなぁ、って感じて嬉しかったのでした。

大凶らしい

2003年6月27日
彼は何だか良く分からないけど、占いを勉強している。
それについて、イヤだと思ったことはない。

今日、帰り道の本屋で占いコーナーを見ていたら、たまたま彼が勉強しているジャンルの占いの本があったので、読んでみる。

すると。

なんと、彼の「七赤金星」と私の「九紫火星」は相性が「大凶」。

かなりへこむ。

だって、彼はこの占いを信じてるわけで。
その占いが
「最悪だよ、あなたの運気を下げますよ。」って示してる女と、付き合いたいと思うだろうか?

買って帰って、彼の元彼女との相性も見てみる。
「大吉」だった。
「大吉」の彼女とうまくいかなかったってことは、、彼もこればかりは信じてないかもしれない。

希望的観測を抱きつつ、「明日、彼に聞いてみよ〜!」と思うのであった・・・。

新加波なんてっ!

2003年6月26日
水曜日の夜、彼の家に行ったら「庵主さん専用枕」が用意してあって、すごく嬉しかった!
友達がDSLで買ってきてくれたストラップ(彼と私と色違い)も、彼は喜んで?つけてくれたし!

順調だわ〜♪
と、今日ウキウキでジブリ美術館にデートに出かけた私。

井の頭公園の途中までシアワセだったさ。

ところが、井の頭公園でお茶してるときに
「こんどシンガポールに旅行に行こうと思ってさ〜。友達がいて、安く行けるから。」って。
あたしゃピーンと来たよ(笑)。

「前の前の彼女」がシンガポールにいて、シンガポール人のおっさんと結婚したとかしないとか。
・・・前に聞いた事があったのね。

「それって、前の彼女のところに泊まるから?」
「うん、すごいんだよ。一人で3LDKに住んでるらしくて広いんだよ。」
「その彼女って、現地のおっさんと結婚したんじゃないっけ?」
「いや、それは1ヶ月くらいで別れたらしいよ。」

「(ムカッ) ぜっーーーーーーたい、やだ!!行かないで!」
「なんで?だって、せっかく安く行けるんだよ」
「だって、前の彼女のとこ泊まるんでしょ?絶対やだ!絶対だめ!シンガポールじゃなくたって良いじゃん、タイだってバリだって安いじゃん!」
「・・・・・。」
「どうしても行くの?」
「・・・・行きたい・・・」
「じゃあ、ホテル代出すから、その人の家には泊まらないで。」
「(苦笑)」
「あ、でもホテル別にしたってやろうと思えばやれるから、やっぱり私も一緒に行く!ダメ?」
「良いって言ったらホントに行くの??」
「行くよ。」
「ええっ!?だって、海外だよ?」
「シンガポールなんかすぐそこじゃん。1ヶ月も行くとかだと無理だけど」
「いや3〜4日のつもりだけど」
「じゃあ余裕じゃん、行くよ私も。ダメ?」
「イヤ・・・いい・・・けど。行くかどうかは最終的に易で決めるから。」

で、それからずう〜っとブルーだったわけよ。

彼はそのあとも、
「別にその彼女と今、会ったところで、なんとも思わない」っていってるけど
私は信じられないんだよね。
一度は好きだった人だよ?
彼から振ったわけじゃないし。

元カノのところに泊まろうとする彼も彼だし、彼氏がいるのに元カレを泊める女も女よ!

せっかくの楽しいジブリデートが楽しさ半減。
手つないでても体温下がっちゃって
「どうしたの!?手、冷たいよ!?」
「・・・。(誰のせいだよ)」
「俺のせいか・・・。」

あんまり彼の前で薬は飲まないようにしようと思ってたんだけど、怖くて怖くて、いつも一度に1個しか飲まない抗不安剤を4つも飲むことになってしまった。

そのあと、罪滅ぼし(?)なのか、お土産店でトトロのマグカップを買ってくれた彼。
嬉しかったけど、でもやっぱりシンガポールが気になって素直に喜べなかった。

夜は近場のイタリアンで夕食。
おいしかったけど、帰りに夕立に降られて寒い寒い。
彼が湯船にお湯入れてくれたけど、やっぱりそのあと風邪っぽくなってしまいましたとさ。

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