ホントの始まり

2003年9月21日
彼とSがデートする日。
私は彼を車で駅まで送っていった。
「気をつけてね、いろんな意味で。」
彼は苦笑してうなづいていた。

だいじょうぶ。
信じられる。


昨夜、彼はコトの途中で私の口でイってしまったきり爆睡してしまったので、朝私に散々恨みゴトを言われていたのだ(笑)。
その上、急に寒くなったので腰が痛いらしく続きをすることもかなわず…。


出掛けに、私を抱きしめて「ごめんね…」と言っていた。
Sとのこと、本当に悪いと思っているのだろう。

私は昼に親友と待ち合わせており、ファミレスとカラオケで時間をつぶした。
でも親友は妊婦だし、あまり長時間つき合わせるわけにもいかない。

17時半ごろには家に着いて、2時間ほどお昼寝をした。
夕食を食べて、TVを見て…。

思ったより私、取り乱してない。

そう思っていたら22時を過ぎても、彼からメールが来なくて、少し不安になる。
もしかして、今日帰ってこなかったらどうしよう。
気が変わって、彼女を選んで私と別れる気になったらどうしよう…。
不安を紛らすためにシャワーを浴び、出てくるとメールが入っていた。
「今池袋に帰ってきました。今から帰るね。」と。

私も急いで支度をして彼の家へ。

彼女のことは触れずに、明るく昼間の親友との話をしていた。

ふと、話が途切れたときに彼が言った。

「今日、お別れしてきました」

私は、しばらく言葉が出なかった。
やっと出た言葉は
「彼女、泣いてた?」

「泣いてたけど、泣かないようにしてたよ。
理性を保ってたし、納得してくれたよ。
彼女も、(俺が)親友の元カレだし付き合いにくかったみたいだね…」
「ありがとう…ごめんね、つらかったでしょ?」
「でも、庵主さんのことをずっと苦しめてたわけだから…。これからは健康になってね。」

それから、眠りながら、思った。

これから、やっと普通のカップルになれるんだな、って。

彼は、本当に私を選んでくれたんだ、って。

嬉しくて、涙が出そうだった。

ごめんね。
これから幸せにするね。

お互いに、心の中でそう言っていた…。

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