気持ちの強さの違い

2003年7月16日
フランス人なんか嫌いだ〜!!

いえ、彼女は悪くありません。
悪いのは、疑い深くて嫉妬深い「私」と、デリカシーの無い女好きな「彼」です。

今日は朝から出社したけど具合が悪く、会社は16時ごろ早退。

ホントは家に帰って寝たかったけど、今週末彼と会えないので坐禅会には行きたい。
じゃないと彼にまる2週間会えなくなってしまうから。
それに占いで
「二人の中を邪魔する人物が登場する暗示。」とか書いてあったので、彼を見張っとかなきゃ(笑)。

会社からお寺に直行して、2時間ほどお寺で寝る。
ハッキリ言って半分我が家だ(^^;)。

そうこうしているうちに、初めて参加する人が来る時間になった。
来客があり、迎えに出た私はびっくり。
すっごい美人な白人の女性が立っていた。
うちのお寺は外人さんが非常に多いので別段驚きはしないけど、モデル並にかわいい美女にはやっぱり驚くさ。

住職のお弟子さんの話によると、フランスの道場でもずっと坐禅を組んでいた方らしい。

あまりの綺麗さにうっとりしながら、とりあえず更衣室に通して着替えて茶室へ降りるように説明するが、彼女はフランス語と英語しかできず、私は日本語と中国語しかできず、なかなか話が通じない。

くそう、英語なんか嫌いだ。

なんとか中学英語程度の単語を羅列してジェスチャーで伝わったようだった。

このとき、一抹の不安が脳裏をよぎった。

彼女は英語ができる。
彼も英語ができる。
彼女は美人。
彼は女好き。

この図式は、非常にまずいんじゃないだろうかと。
そして見事にそれは的中する。

彼のほかにも英語マスターは坐禅会に数人居るのだが、今日に限って誰も来なかった。

必然的に、坐禅会のあとの茶話会で、彼が全面的に彼女につきっきりで話をするはめに。
(彼は嬉々としてやってたんだろうけど!)

私は茶話会に出す料理をずっと台所で作っていて、気づいたころには間には入れないし、邪魔することも(笑)できない。

ああ、英語さえできたら!!!

結局、病を押して坐禅会に来たにもかかわらず、彼とは料理について二言三言話しただけ。

フランス人の彼女が帰るときも、彼は玄関まで送っていってまた話をしてる。
帰るんだから、放っとけよ!!

私は気分も機嫌も最悪に達したので帰ることにした。
いつも一緒に帰るから「先に帰るね」と言いたいけど、彼は彼女と話しつづけていて言うスキが無い。

もういい!

私は玄関先で話し込んでいる二人を尻目に
「お疲れさま」と言って帰った。

私の具合が悪いのを知っているのに、
先に一人で帰っちゃうのに、
彼は彼女との話を中断して声をかけることすらしなかった。

「どうしたの?先に帰るの?」

そのくらいは言って欲しかった。

フランス女との会話を一瞬中断する価値も無いほど、私はあなたにとってどうでもいい存在なんですか!?

24時前に彼から少し長めのメールが来たけど、私と話せなかったことなんか何とも感じていないことがよく伝わってくるメールだった。

「話せなくて残念だった」と言うメールを送っても
「そうだね、話せなかったね。ま、旅行から帰ってくるのを楽しみにしててよ」
みたいなメールしか来なかった。

本当に、愛情の差を感じてしまう。

私も彼もお互いに、気持ちの強さの違いが耐えられなくなるのだろうか。
それが原因で別れることになるのだろうか。

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