得度式

2003年4月20日
今日は一日坐禅会と得度式。
一日坐禅会では5チュウ坐るはずが、2チュウ坐った時点で典座の助っ人に回ったので結局2チュウで終わった。
ま、これから嫌ってほど坐るんだからいいんだけど。典座は楽しかった。
僧堂だったら楽しいなんて言ってらんないだろうけど。
そこは坐禅会だから、ちょっとくらいの私語は大丈夫だし☆でもお師僧さんの前ではしゃべりながら仕事できないけど。
斎は典座やった関係でご飯を継ぐ役目までやって、すっごく緊張しました。
役目に見合う修行してないとつらいよね。

夜に向けてはインドカレー作り。スパイスからカレーを作るのは初めてで面白かった。手作りチャイも好評。典座でバタバタしている間に一日坐禅会は終わり、お師僧さまの戒名についての法話の後、いよいよ受戒と得度式。

三拝、焼香の後、血脈とらくすを授かる。7人中7番目だったので、待っている間にかなり足が痺れ、よれよれでご住職の前へ行き、戒を授かる。
自分の戒名の説明については緊張のあまりはじめの「浄らかなる…」しか覚えていなかったけど、あとで覚えていた人に聞いた話によると、「浄らかなる仏の智慧は、美しき香りとなる」だったらしい。

やっぱり私はオチで、本名のままなのね。
でも、今まで本名嫌いだったから、たぶん「自分の本名の良さを見詰め直して、活かしきれ」ということなのだと思う。
頂いた禅語はとても気に入りました。
良寛さまの詩のことばで、ご住職の好きな言葉なんだそうです。
この詩は、自然の摂理・仏の説く「そうなるようにできている」という意味も有るし、本当に蝶と花の関係をただ、ありのままに捉えただけにも思える素敵な詩。

この詩に見合うように生きたいものです。

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